近鉄斎宮駅前にいつきのみや歴史体験館があります。ここでは、斎宮が最も栄えた平安時代の
行事や技術・文化を体験できるようになっています。 斎宮って聞いたことが無いと言う方が多いはず。私も引っ越してくるまで知らなかった。 斎宮というのは、天皇に代わり、伊勢神宮の天照大神に仕える斎王の住まわれているところだったそうで、 ここは、碁盤の目に道路が走り、木が植えられ伊勢神宮の社殿と同じような建物が立ち並ぶ都市だったとか。 斎宮駅はこの斎宮の真っ直中にあるのでした。 斎王というのは、天皇に代わって仕えるために選ばれた未婚の皇族女性で、斎王群行と呼ばれる 五泊六日の旅をして伊勢へ来られたのです。京都の葵祭りが有名ですが これが、斎王群行の出発だと、ここに来てから初めて知りました。(私も見に行ったことあり、 知らないで見ていた。)ここでは、6月の初め頃に斎王祭りが開かれますよ。 この、選ばれて伊勢に来られた斎王さん、年に3回伊勢神宮に赴かれる以外は1年のほとんどを斎宮で 過ごし、その任期が終わるのは天皇が代わられる時だけ。一生ここで過ごされる方もいらしたようです。 神に仕える身なので、恋する事も許されず、悲しいお話がいろいろ残されているようです。 さて、駅前にある、いつきのみや歴史体験館 体験には随時体験と予約制の講座体験があって、随時体験の方で遊んできました。 まずは、この惣華れん(”れん”の字が 変換できない・・)自由に乗れます。 |
あとは、浅沓履けたり(履いた姿はミッキーマウス♪)、盤双六(私は平安時代のバックギャモンと名付けた)して、 貝覆い(貝あわせだよね・・・)で遊んで・・・ |
浅沓・・かかとから先につくように歩きましょう |
盤双六・・いろいろな遊び方があるようだけど、一番初めに紹介されていたのが、片方に積んだ駒を さいころ振って出た目の数進んで早く反対側に全部移動させたら勝ちというもの。 平安時代のバックギャモンだよねぇ |
貝覆い・・こんな風に並べて(貝が足りなかった・・本当は3重丸になるらしい)真ん中に置いた貝と合うものを 選ぶ遊び。見ているうちに、貝の模様で見分けがつくようになった。これは神経衰弱だね。 |
内側に描かれた源氏物語絵巻 素敵です♪ |
そして、そして人気の試着体験 十二単か直衣が試着できます。1日3回 各1名様のみ くじ引きで勝ち、娘が着せてもらえました。 これは、大人用を着ています。重量が8kgあって、とても重かったらしい(^-^ ) 特に、五衣着せてもらったら ズンッ と重くなって座りそうになってしまったと言っていた。 十二単着る機会なんてそうそうあるものでないから、良い記念になったかなと思う。 |